正躰さん(M2)が公益社団法人日本セラミックス協会 第38回秋季シンポジウムにて正躰さんが優秀発表賞を受賞

2025年9月17~19日に開催された公益社団法人日本セラミックス協会 第38回秋季シンポジウムにて、前期課程2年の正躰剛成さん(無機電気化学研究室、指導教員:折笠有基教授)が優秀発表賞を受賞しました。発表内容は「新規フッ化硫化物LaBaF3Sの合成と導電率評価」です。正躰さんは、フッ素と硫黄を含む新しいイオン伝導体を発見し、その構造とフッ化物イオン伝導性について議論しました。次世代電池の材料設計に資する研究として今後活用されることが期待できます。

平林慶さんが日本化学会電気化学ディビジョン 第53回講演会・夏の学校において優秀ポスター賞を受賞

2025年8月26~27日に開催された化学電池材料研究会 第53回講演会・夏の学校(主催:化学電池材料研究会(日本化学会電気化学ディビジョン))にて、前期課程2年の平林慶さん(無機電気化学研究室、指導教員:折笠有基教授)が優秀ポスターを受賞しました。発表内容は「operando CT測定を用いたカリウムイオン挿入におけるグラファイト・ハードカーボン粒子の体積変化挙動の観察」です。平林さんは、X線コンピューター断層撮影(CT)法により、カリウムイオン電池の充放電反応中における単一粒子レベルでの構造変化を詳細に議論しました。次世代電池材料の設計に有用な知見を提示することができました。

 

大浦穂乃花さんと花原瑠輝也さんが電気化学会第92回大会にて優秀学生講演賞を受賞

2025年3月18日(火)~20日(木)に開催された電気化学会第92回大会にて、前期課程2回生の大浦穂乃花さんと前期課程1回生の花原瑠輝也さんが優秀学生講演賞を受賞しました。大浦さんの発表内容は「ダブルハニカム伝導層を持つLaSr2F3S2におけるフッ化物イオン伝導」で、次世代電池として期待されるフッ素キャリアーを用いた二次電池の材料研究について、高速なイオン伝導を新たに見いだしました。花原さんの発表内容は「時間分解蛍光X線分光法によるCeO2ラジカルクエンチャーの電解質膜への発電中溶解挙動の解析」で、燃料電池の高耐久化を実現するための基礎的な知見を提供しました。

池田悠作さんが第44回水素エネルギー協会大会にて学生優秀発表賞を受賞

2024年12月5日・6日に開催された第44回水素エネルギー協会大会(主催:水素エネルギー協会)にて、前期課程2回生の池田悠作さん(無機電気化学研究室、指導教員:折笠有基教授)が学生優秀発表賞を受賞しました。池田さんの発表内容は「水電解触媒Ba0.5Sr0.5Co0.8Fe0.2O3のアルカリ溶液中における表面構造変化」で、再生可能エネルギーから水素を製造するための水電解槽用電極材料の設計に関する化学状態を議論しました。

森田薫子さん、山元梨果さんが2024年度関西電気化学奨励賞を受賞

2024年11月30日に開催された2024年度 第3回関西電気化学研究会(主催:電気化学会関西支部)にて、前期課程2年の森田薫子さん・山元梨果さん(無機電気化学研究室、指導教員:折笠有基教授)が関西電気化学奨励賞を受賞しました。森田さんの発表内容は「オペランドX線蛍光分光法による固体高分子形燃料電池内ラジカルクエンチャーの面内移動現象解析」で、燃料電池劣化を抑制するための材料設計情報を提示しました。山元さんの発表内容は「リチウムイオン電池正極材料NMC811における高充放電レートが引き起こす劣化挙動の解析」で、リチウムイオン電池の高速充放電時に発生する劣化因子を特定しました

平川紗彩さん、森田薫子さんが電気化学会九州支部・関西支部共催のトークシャワー・イン・九州 2024(第2回関西電気化学研究会)にてポスター賞を受賞

2024年9月5~6日に開催されたトークシャワー・イン・九州2024(2024年度 第2回関西電気化学研究会)(主催:電気化学会九州支部、共催:電気化学会関西支部)にて、前期課程2年の平川紗彩さん・森田薫子さんがポスター賞を受賞しました。平川さんの発表内容は「Ba3Sc2F12フッ化物イオン伝導体の合成とイオン伝導機構の解析」で、次世代二次電池の設計につながる新しい電解質材料を見いだしました。森田さんの発表内容は「オペランド蛍光X線分光による固体高分子形燃料電池の湿度勾配下セリウムラジカルクエンチャーの面内移動現象解析」で、燃料電池耐久性向上を実現するための指針を提示しました。

化学電池材料研究会 第52回講演会・夏の学校にて、松本真緒さんが優秀ポスターを受賞

2024年8月6~7日に開催された化学電池材料研究会 第52回講演会・夏の学校(主催:化学電池材料研究会(日本化学会電気化学ディビジョン))にて、松本真緒さんが優秀ポスターを受賞しました。発表内容は「オペランドX線CTによるシリコン・固体電解質界面の形態変化観察」です。松本さんは、X線コンピューター断層撮影(CT)法により、全固体電池充電・放電反応中の内部構造を詳細に議論しました。全固体電池の材料設計に有用な知見を提示することができました。